現場での化石採集会

 今年も化石採集会の季節になってきました。潮時がいいと浜も大きく引いて化石が見つけやすくなってきています。コロナ感染問題も少しずつ収まってきたので外出しやすくなりました。親子で希望される方も恐竜研究会事務局へご連絡いただくと時間が合えばご案内させていただきます。化石採集の用具はハンマーと、タガネ、保護メガネがあるといいですね。ハンマーはお家のあるもので結構です。タガネはホームセンターなどで売っています。200円ぐらいです。保護メガネは100円ショップでも野外観察用と言ってもらえば置いているお店もあります。100円ぐらいです。安全のためぜひお求めください。

★電話&FAX 0599-25-8255 鳥羽ガイドセンター内 鳥羽恐竜研究振興会    携帯 090-4790-0559

e-mail   yamatotachibana3069@gmail.jp       事務局長山下 携帯080-5103-1366

イグアノドンの足跡化石現場がピンチ

18日、化石現場を訪ねたら昨年蛇篭で補修したイグアノドンの足跡化石現場がちょつとピンチになっていました。台風などの荒波で土台が削られ少しずつ穴が大きくなってきました。このままもってくれるといいのだが、心配だったので周辺で石を拾って詰めおきました。

2020年 最近の様子

 鳥羽竜化石が発見された海岸はパールロード沿いの砥浜海岸にあります。大潮の時は浜も良く引き、化石採集が安心してできますが、潮時が悪いと浜も狭いので観察がむつかしいです。来られるときは潮時をよく調べてお越しください。また、海岸では地元漁業関係者の迷惑にならないよう注意しましょう。

 3月あたりから新型コロナウイルスの感染が広がり、4月、鳥羽市内でも不要不急の外出は自粛しましょうの規制が出て、なかなか恐竜化石現場にも来てもらいにくくなってきました。そのため、5月6月の修学旅行の予定は秋に移行され、訪ねてくれる子どもたちも少なくなりました。6月には自粛規制がとれて県内や東海地域からの訪問も良くなるようになりました。

 しかし、暑さも一気にやってきましたので熱中症対策を十分に配慮して現場を訪ねるようにしてください。注意してほしいのは現場の崖を崩したり、海岸でバーべキューなどをしないよう環境保全に十分気を付けてください。

海岸にあるイグアノドンの足跡化石の保存場所が今までの台風や大波で土嚢が流され、危ない状況になっていました。

今回は海岸にある小石を集めて堤を築くジャカゴを使って補修をしたいと考えました。

2019年11月10日、たくさんの皆さんの参加で蛇篭での補修作業を実施しました。海岸の小石運びなどたくさんご協力いただきありがとうございました。

蛇篭はアフガニスタンで国境なき医師団の中村医師が活用して丈夫な水路を作っていたことに学びました。

 

イグアノドンの足跡化石保存補修

11月10日、天気も良かったのでイグアノドンの足跡化石の補修作業をしました。市内や他の市町からたくさんの親子連れの子どもたちが50人余り参加してくれました。作業は今までの覆いを取って、イグアノドンの化石をみんなで見てから補修作業をしました、今回は金網のジャカゴを使って海岸で拾った小石を300個あまり詰め込んで補修しました。そのあと海岸で貝化石の採集会をしました。いろいろな貝化石が見つかりました。楽しい補修作業と貝化石採集会になりました。

現場へのルートと準備

鳥羽竜化石発掘現場はパールロードを鳥羽から10分ぐらいは知ったところにあります。近くに5台余り車をつける場所があります。気を付けて駐車してください。来られるときは帽子、水筒、などの用意をしてきてください。崖などはむやみに崩さないでください。ごみはきちんとお持ち帰りください。連絡先 鳥羽恐竜研究振興会 携帯090-4790-0559

連絡がつきにくい時は 事務局山下まで 080-5103-1366

恐竜化石現場での化石採集会

5月から6月は関西方面からの修学旅行の子どもたちが現場での化石採集会に来てくれます。

潮時は大潮の時がよいので干潮時間を確認して来ていただけると浜も広く十分にできます。

崖でのハンマーの使用は遠慮して頂きたいと思います。海岸での転石を探しなが化石を見つけてください。じっくりやると少しずつ探せます。必要な時は鳥羽恐竜研究振興会までお問い合わせください。☆写真下の部分にアサリの仲間の貝化石があります。

5月20日、天気もよかったので朝陽の写真を撮りに行きました。ちょうど時間もよくいい写真が撮れました。海岸の先ではもう漁師さんが朝の網上げをしていました。

 

親子連れがたくさん訪問

 

 天気と潮時がよかったので、トバリュウ化石発見現場にはたくさんの親子連れが来てくれていました。少し前に来た浜島からの親子連れの方はさっそく巻貝の化石や二枚貝の化石を見つけてくれました。またお父さんも熱心で貝化石の出そうなところを丁寧に探ってくれていました。

鳥羽竜化石の発見現場の様子

 鳥羽竜化石の発見現場は鳥羽駅からパールロードを東に走ること約10分ぐらいで、ホテルエクシブの近くにあります。地名は安楽島町砥浜海岸(とはまかいがん)にあります。海が見える道沿いに看板があり、鳥羽竜紹介の案内板と東屋があります。そこから海岸に降りたところに発見現場はあります。ちなみにトイレは現場にはないので近くの施設で用を済ませておいてください。前の海ではカキ養殖がされ、いかだがたくさんセットされています。遠く海の正面には鳥羽の離島神島が見えます。浜に降りてこの景色を見るだけでもいやされます。

鳥羽竜化石が発掘されたところは黒っぽい岩石の中からでした。今ではその当時重機で掘りだしたので地形が大きく変わってしまいました。現場ではハンマーやタガネを使って作業をすることは禁止されています。転石などをよく観察して化石や骨化石を見つけてください。

1996年10月 大型草食恐竜の化石が見つかり、三重県で化石発掘調査団が結成され、ラバーシートをかぶせて削岩機などで発掘された。現場は潮の満ち引きで波に洗われるので作業が大変困難を要した。

海岸に降りて砂浜での転石を探すと貝の化石がいろいろ見つかります。先日も大潮の時、浜で探していたら、巻貝の化石と岩石の中に含まれている二枚貝の化石が見つかりました。割れた岩石の中にきらりと光る異質のものがあるかどうかを見つけるのがポイントです。

 

トバリュウ化石発見現場の整備

トバリュウ発見現場では夏休みの見学者のために案内板を立てたり、海岸や降りる道の草刈りをして整備しています。また、東屋の横にかわいい恐竜の小箱を立てていただき、パンフレットを置いたりして案内をしています。大潮の日は潮もよく引くので現場の状況がよくわかります。土、日は研究会の仲間も行く機会もあると思いますのでぜひお立ち寄りください。但し、海の海産物などはむやみに取らないでください。近くの安楽島漁協の皆様から注意を受けますのでご了解ください。

 

恐竜足跡化石の補修作業

 昨年の21号台風で波に洗われ、恐竜足跡化石が危険な状態になっていたので、関係各位にお願いして6月6日現場の補修作業をしました。
初めに土のう袋に砂を入れて準備しました。文化財保護委員の野村さんが石積みを指導をしてくれ、みんなで大きな石と土のうを積み上げました。浜辺の石と土のうで何とか足跡化石の保護ができました。長く保存できること祈りたいものです。参加された皆様ありがとうございました。

 

鳥羽竜発見20周年を記念して皆さんの新たな発見を呼びかける看板です。ぜひこの機会にあなたも新たな発見にチャレンジしてください。

海岸におりやすいように階段の草を刈りました。

恐竜の小箱 案内パンフレットが入っています。研究会のスタッフの手作りです。大事に活用してください。

 


案内看板

道路沿いの看板

鳥羽竜の案内看板

鳥羽竜を紹介する看板

周囲の景色

近くにはエクシブ鳥羽のホテルがあります。

 



周辺には化石や地層を観察したり、海浜の生物を観察するところもあり、時間があればじっくり探索するとなかなか楽しいところです。