今年の化石採集会は無事終了しました

 今年は7月と10月28日の二回、親子化石採集会を開催しました。いずれもたくさんの家族が参加していただき有難かったです。いずれもネットでの参加申し込みでしたが、よく理解していただき遠方からも参加していただきました。現場で使う道具をまだ十分にそろえられていないので恐竜研究振興会でハンマーやタガネ、保護メガネを準備しましたが、これから化石採集会に参加される方はダイソーなどの100円店でもハンマー、保護メガネ、ドライバーなどは売っていますのでご購入いただくとありがたいです。今後は夏は大変暑いので開催は避けたいと思います。

 鳥羽の恐竜化石現場の海岸は自由に入れますが、はげしく崖を崩したり、海岸の磯物、生き物を取ったりして荒らさないように注意してください。もし,貴重な化石を見つけたら鳥羽恐竜研究振興会にお知らせください。また、家族で現場の海岸で化石採集をされたい場合はご連絡ください。

鳥羽恐竜研究振興会 携帯090-4790-0559

夏の親子化石採集会の開催

2023年の夏の親子化石採集会は7月17日、海の日に開催しました。県内各地から14家族45名の皆さんが参加してくれました。遠くは神戸から大学生の方が参加してくれ、恐竜研究の初めての現場調査を体験してくれました。暑い時で少し大変でしたが、海岸のかげの場所を使ってみんなで化石採集をしました。当日は大潮で潮も良く引いたので海岸いっぱいで探検できました。

 初めは中々見つけることができませんでしたが、少し時間がたつといろいろなところからが関見つけたよと声が上がりました。寺田会長さんや伊勢志摩ストーハンターの岩城さん、四日市市の化石研究家にもお手伝いしていただき幅広くアドバイスをいただきました。

2023年の化石採集会の案内

暑い夏がやってきました。大変お待たせをいたしました。今年の親子化石採集会の案内をいたします。

期日 令和5年7月17日(月)海の日 大潮で干潮11時51分 

潮時も良く浜も大きく引きます。

化石採集にいい時です。暑い時です。十分に暑さ対策をしてご参加ください。

雨天の時は10月に延期 中止の場合は電話で連絡します。

 

受付9時から 9時50分 採集会は10時開催 終了は12時

10時 海岸で化石採集の説明 開始10時15分 休憩11時 

2回目11時15分から12時まで

参加料金は 保険代とガイド料でお一人200円 付き添いの方も要ります。

参加者申し込みは安全確保のため30組とさせていただきます。

持参用具 できたらハンマー、タガネ、保護メガネ ない人は研究会でお貸しいたします。

★申込先 鳥羽恐竜研究振興会 電話 090-4790-0559

 

車の駐車場はパールロード沿いの広場に6台ぐらい付けられます。焼き牡蠣屋さんの山安水産の場所があります。30台ぐらい付けられます。

この採集会は無事終了しました。

2022年の化石採集会の開催案内

 10月23日(日)天候にも恵まれ、51家族94名の参加で鳥羽橋梁化石発見現場で親子化石採集会を開催することができました。遠方からは愛知県からそして、三重県各地からも参加していただき反響の大きさを感じました。潮時も良かったので浜も広くいろんな場で化石採集をすることができました。

 10時に開始してからしばらくすると貝化石を見つけたよという声が上がり、二枚貝の貝化石を見つけることができました。西側の海岸では2cmぐらいの巻貝も発見しびっくりしました。また、足跡化石の周辺のがけ下を掘っていた毎年来てくれている中村君が今回珍しいキリガイダマシの化石も見つけてくれました。海岸に降りて転石の中から化石を見つけるのはなかなか大変ですが、少しずつ目が慣れてくると少しずつ貝化石や恐竜化石らしきものも発見できました。

2021年化石採集会

海の日の7月22日、鳥羽竜化石発掘現場で今年第一回目の化石採集会を開催しました。27家族64人の参加者がありました。初めに鳥羽竜化石の様子と今年の恐竜ニュースについて紹介した後、化石採集の約束を確認して、各自海岸で化石採集を始めました。海岸に落ちている転石をハンマーでたたいて調べたり、小石の中の化石を探しました。しばらくすると巻貝の化石を見つけたり、二枚貝の化石を見つけて、私たちに確認してもらいに来ました。なかなかむずかしいと思っていた化石探しですが、みんなでいろいろなところを探っても見るといろいろ見つかるものです。30分後かげで休憩を取った後、2ラウンド目に挑戦。今日は浜がよく引いていたので海岸の石の中から貴重な貝化石を見つけてくれた人もありました。三重テレビやZTVなど取材を受けました。最後にみんなで見つけた化石の紹介をしました。「初めてだったけど、大きな化石が見つけられてうれしい。」と喜びの声を上げてくれました。

 また、恐竜研究会では化石探検のバッジもは販売していたのでたくさんの人に買っていただき、今後の行事案内をする子ども会員にも登録していただきました。

かもめ幼稚園の化石採集会

11月2日、鳥羽市かもめ幼稚園の子ども達27名が化石採集探検に来てくれました。初めに鳥羽竜発見の様子を紹介し、恐竜クイズをしました。子ども達どの恐竜の名前も見事に答えてくれました。その後海岸に降りて化石採集。今日は中潮でよいい潮時だったので浜が広く引いていました。鳥羽竜化石現場周辺にも行き化石探しをしました。黒っぽい石を探しながら先生方に石を割ってもらいました。なかなか見つかりにくかったけど少しずついいものが見つかりました。1時間余り子どもたちは一生懸命探しました。浜でお世話になった方にお礼を言って、恐竜小公園で卒園式用の記念写真を撮りました。

2020年現地での化石採集会の開催

 今年の鳥羽恐竜現場での化石採集会は、コロナ問題での関係で子どもたちの夏休みが短くなっているので夏休みの開催は8月1日(土)に開催しました。81人とたくさんの皆さんが参加していろんな化石を発見することが出来ました。今年は恐竜の歯の発見にチャレンジと呼びかけましたが、残念ながら本物を発見することができませんでした。しかし、みんないろいろな発見にチャレンジしてくれました。

場 所 鳥羽市安楽島町砥浜海岸 パールロードで10分

駐車場は山安水産様のご厚意で広い駐車場をお借りすることができました。

参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

連絡先 鳥羽恐竜研究振興会 山下 直樹 携帯080-5103-1366

★今回の化石採集会はたくさんの参加者のもと無事終了しました。次回は10月ぐらいに開催したいと思います。

みんないろいろな化石を探してくれました。きれいな巻貝や二枚貝の貝化石もありました。

暑い中でしたですが、子どもたちは頑張って化石探しを続けました。今回は恐竜化石見つからなかったけど、どうすれば化石が見つかるかのコツを見つけてくれました。海岸の黒っぽい泥岩の転石をハンマーで割ってみて見つけると大変素晴らしい成果でした。これからも機会があったらこのような化石採集を続けていきたいと思います。

2019年の化石採集会

2019年は7月31日、8月1日の二回現地化石採集会を開催しました。31日は13組30名あまりの参加、1日は4組12名参加でした。いずれも暑い日でしたが、大潮で潮がよく引き、浜も広く広がっていました。初めに鳥羽竜の化石が見つけられた経過を紹介し、海岸に降りて転石や崖の石をハンマーで割りながら化石採集を行いました。子どもたちは低学年の子が多かったのですが、なかなか熱心でお父さん、お母さん、おじいさんたちと一生懸命探していました。20分ぐらいずつ休憩を取り、探した結果、貝の化石や植物化石などが見つかりました。

 中には恐竜化石の骨片らしきものもあったので、預かって三重県立総合博物館での鑑定を待つことにしました。暑い中でしたが、様々な化石を発見することができ貴重な体験会になりました。テレビや新聞社の取材もたくさんあり、夕方や次の日のニュースでいろいろ紹介していただきました。

2019年8月1日の化石採集会

二日目でしたが3くみ12人余りが参加してくれました。おかあさんと一生懸命に石を割って化石を探しました。すると中から貝化石が見つかりました。今回は珍しく大きな二枚貝の化石も見つかりありがたかったです。二日にわたって参加していただいた親子もあり、海岸石をお父さんと一生けん命探しました。最後に黒っぽい石がたくさん出てきたのでこれは何かなと大変興味がありました。

暑い日の化石採集会でしたが、みんなよくがんばりしました

現地化石採集会  2018年

 

 台風20号の襲来で開催が心配だったけど、大きな被害もなく無事すぎてくれたので、25日現地で化石採集会を開催しました。東京からおばあさんの家に里帰りしてきたKさん親子と松阪から先日の化石レプリカに続いて参加してくれたMさん家族がありました。今日は大潮で海岸線も広がり抜群の環境でした。

貝化石や恐竜の歯の化石の見つけ方について簡単に紹介した後、さっそく化石探検にチャレンジです。浜も広かったので海岸線の地層を探ってみました。2年前にたくさんカラスガイ化石を発見したので、そのあたりを探ってみました。今回はなかなか見つからなかったけど小さいシジミの貝化石は発見できました。

 K君は恐竜化石発見現場のところを探って見たいということだったので大きな頁岩の割れ目を探ってみました。丸い巻貝の化石があるのが見つかったのでお父さんと一緒にタガネで探ってみた。何度もチャレンジして見事な巻貝の化石をゲットしました。Y君も一生懸命さがして貝化石を見つけました。今回は大変熱心な子どもたちで真剣に取り組んでくれるので感心しました。

 暑いときはゆっくり休養することも大事といって休憩しながらやりました。二日間の体験で夏休みの自由研究がしっかりできたといってくれました。採集した貝化石やアンモナイトのレプリカなどを並べて研究をまとめたいといってくれました。

 

巻きがいの化石見つけたよ

8月12日の日曜日、少し雲が出ていたので鳥羽竜発見現場で化石採集をしました。大阪から親子連れが来ていただき一生懸命化石採集をしました。お母さんの取り計らいで安全なタガネを持つていました。転石や崖の一部を探していたら、黒っぽい化石が見えたので取りだしてみました。巻貝の化石が出てきました。なかなか素晴らしい発見です。小さな子供たちですが恐竜に関する関心は素晴らしいものです。この夏は福井から鳥羽への挑戦だそうです。

現場での化石採集会 2017年

716日の海の日に、松阪から親子で化石採集にやって来ていただきました。大変暑い日でしたが潮時もよく浜がよく引いていたので現場で化石採集を行いました。はじめ海岸近くで化石層を見つけてやっていたのですが、大変暑いので場所を変えて崖下の近くを探しました。そしたら近くに落ちている泥岩の中に貝化石が見つかりました。1年生の子が貝の模様がはっきりついている化石を発見。なかなか鋭い観察力です。続いてお兄ちゃんもハマグリぐらいの大きさの貝化石を見つけました。だんだん目が慣れてきて堅い泥岩の中から含まれている貝化石を見つけることができました。本日一番の素晴らしい形のものでした。お兄ちゃんも地層と化石の研究をしたいということなのですばらしい資料を発見することができました。合わせて地層を調べるために砂泥層の地層と砂岩の地層を見学しました。大変暑い日でしたが、木陰で休憩しながらやったのでいろいろと発見することができました。お兄ちゃんは「本物の貝化石が発見できていい研究ができる。」と喜んでくれました。

 

現場での化石採集

 

鳥羽竜化石発見現地での化石採集会 2017年夏

 

827日、潮の引きはあまり良くなかったのですが、伊勢から夏休みの思い出にと家族ずれで28人の皆さんが現地を訪ねてくれました。初めてだったので鳥羽竜化石の発見について簡単に紹介した後、浜に降りて貝化石の採集を行いました。はじめは砂浜で探していたのですが、なかなか探せなかったので貝化石の地層の岩を探しにいきました。するとお母さんが岩石の中にある貝化石を見つけてくれました。6年生のお姉さんもそれにつられて2個つながりの貝化石を見つけてくれました。ハンマーで取りだしてみるときれいな二枚貝の貝化石でした。もう一人のお母さんは岩の中に巻貝模様の化石を見つけて取りだそうとしましたが道具が足りずうまくいきませんでした。砂浜でも小さな子どもがリング状の巻貝の化石を見つけてくれました。潮の引きがよくなく時間も少なかったのですが、幸運にもきれいな貝化石が見つけられて楽しい機会でした。

 

楽しいフィールドワークの季節到来 2017年

恐竜化石発見現場も活動期になりました。今日は大潮で浜もよく引いたので化石探しに生きました。家族連れの方や伊勢の化石専門家にもお会いし、いい化石を紹介してきました。また、皆様も機会があれば現場をお訪ねください。

 

化石探検No2

  29日、潮時が大潮でよかったので、ガイドボランティアセンターの江崎さんと鳥羽恐竜化石発見現場近くの浜へ化石探検に行った。昨日、紹介していただいた砥谷の浜の奥まで行ってみた。ここもチャートや頁岩の岩脈が続いていた。

  白いチャートの大石はそれぞれの岬の角にあった。高さ10mもある大きなものだ。岩の表面にはヒトツバのシダの葉が根っこを伸ばしていた。

  黒っぽい頁岩の下をいろいろ探ってみたら転石の中にちいさなシジミのような貝化石と3cm余りの二枚貝の貝化石が見つかった。この周辺の石は地層が混ざり合うダービタイトの様子を示していた。

  カキのような貝がらがいっぱい詰まった地層も見られた。休憩がてら周りの景色を見てみると安楽島の弁天さんや菅島が見通せた。弁天さんも白い岩石が表面を覆い白いチャートの岩石を示していた。

これらの海岸はいずれも白いチャートの付加体が海底から押し上げられ岬や島を形どっているように思われた。

磯ではひじきがたくさん成長していました。五月ごろ収穫されるのではと思います。

ふくろのりや天然ワカメもたくさんありました。

 

三重県教育センター研修会の皆様をご案内

 10月28日、全国教育センター研修委員の皆様が鳥羽竜発見地を訪問してくれました。全国各県の教育センターの地学部門のスタッフの皆さんです。三重県立総合博物館の津村さんや中村学芸員が案内してくれました。私も現地スタッフとしてお手伝い。トバリュウの紹介と海岸に降りて化石採集をしました。時間がちょつと少なかったのであまり発見できませんでしたがさすが専門家の皆さんで大変研究熱心に採取をしました。この後朝熊山に行かれました。

木津川エコキッズの皆さんの化石探検 2017年

 

94日の日曜日、京都の木津川エコキッズの皆さん24名が鳥羽水族館を見学の後、鳥羽恐竜発見現場を訪れて化石採集をしてくれました。鳥羽竜化石発見の様子や現地での化石採集についてのポイントを化石ガイトボランティアに説明していただき現場の浜に降りて化石の採集をしました。今回は大潮で浜も広くじっくり探せました。砂浜の中から貝化石を見つけました。

 

当日現場で発見された貝化石、二枚貝と巻貝の化石

巻貝の化石は縦型で大変珍しい形になっていました。

(写真提供 木津川エコキッズ加藤)

化石探検ファミリー

 夏休みの最後の土曜日の27日、岐阜市から化石探検希望のファミリーが鳥羽竜発見現場に来てくれました。初めにトバリュウ化石発見のいきさつを紹介し、トバリュウと同じ時代に生きていた化石を見つけようと浜に降りることにしました。
 潮があまり引かない満潮時でしたが、貝化石や恐竜の歯の化石を見つけてみようと呼びかけると家族総出で波打ち際の浜を探し始めました。10分ぐらいすると子どもたちが巻貝の貝を見つけてくれました。お母さんも巻貝の貝化石の一部を見つけてくれました。一番下の女の子は歯の化石を見つけようといっしょうけんめいでくし状の石をたくさん拾ってくれました。お兄さんもお父さんと一緒に巻貝やかきの貝化石を見つけてくれました。
 わずか20分余りの時間でしたが家族のみんながいろんな化石を見つけてくれました。今回初めての体験でしたがたいへん楽しかったと感想をのべてくれました。午後2時からの採集だったので木陰もできて涼しく観察ができました。写真はみんなで見つけた貝化石です。